ブログ / 2026/10/14 · 約6分

フリーランスの時間単価の計算方法と目安【計算式と早見表つき】

「いくらで受けるべきか」に迷うフリーランス向けに、目標年収から時間単価を逆算する計算式と、職種別の目安、見積もりへの落とし込み方を解説します。

時間単価は「請求できる時間」で割り算して決めます。会社員時代の時給感覚で決めると、営業・経理・学習にかかる時間が無報酬になり、年収は想定の6〜7割に落ちます。

計算式

時間単価 =(目標年収 + 年間経費 + 社会保険料・税金の概算)÷ 年間の請求可能時間

  • 目標年収: 手取りで欲しい額ではなく、会社員でいう「額面」に相当する額
  • 年間経費: 機材・ソフト・通信費・家賃按分・交通費など(年 30〜80万円が目安)
  • 社会保険料・税金: 国民健康保険・国民年金・所得税・住民税の合計。所得の 25〜35% を見込む
  • 請求可能時間: 稼働日 220日 × 1日 5時間 = 約 1,100時間(営業・事務・学習を除いた実働)

計算例

目標年収 600万円、経費 60万円、税・保険 180万円の場合、必要売上は 840万円。請求可能時間 1,100時間で割ると、時間単価は約 7,600円です。「時給 3,000円で受けると年収 600万円に届かない」ことが数字で分かります。

職種別の目安(2026年時点の相場感)

職種時間単価の目安備考
Web ライター2,000〜6,000円文字単価換算が多い。専門領域で上がる
Web デザイナー3,000〜8,000円UI/UX や LP 改善の実績で上がる
エンジニア(Web / アプリ)4,000〜12,000円上流工程・技術選定ができると高い
動画編集2,500〜7,000円企画・撮影まで含めると上がる
コンサル・マーケ5,000〜20,000円成果報酬を組み合わせることも

見積もりへの落とし込み方

  1. 作業を工程に分解し、工程ごとの時間を見積もる(バッファ 20% を上乗せ)
  2. 時間 × 時間単価で工程ごとの金額を出す
  3. 見積書には「時間」ではなく「工程と金額」を記載する(時間を見せると値切られやすい)
  4. 修正回数と追加料金の条件を明記する

受けた案件の「実際にかかった時間」を記録しておくと、次の見積もり精度が上がります。案件ごとの時間単価の実績を可視化することが、単価アップの最短ルートです。

時間単価の逆算シート
目標年収・経費・税金と年間の請求可能時間から、必要な時間単価を逆算するシート。

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