ブログ / 2026/10/14 · 約8分

フリーランスの確定申告準備|やることリストと帳簿のつけ方【初めてでも迷わない】

初めて確定申告をするフリーランス向けに、1月〜3月のやることリスト、必要書類、経費帳・売上帳の最低限のつけ方、家事按分の考え方を時系列で解説します。

確定申告は「2〜3月の作業」ではなく「1年を通した記録の積み重ね」です。とはいえ初年度は何から手をつければよいか分かりにくいので、時系列のやることリストにまとめました。

時系列のやることリスト

時期やること
開業時開業届・青色申告承認申請書を提出(青色申告は最大 65 万円の控除)
毎月売上と経費を帳簿に記録。領収書は月別に保管(電子で受け取ったものは電子のまま)
10〜11月生命保険料・iDeCo・小規模企業共済などの控除証明書が届くので保管
12月末12月分までの売上・経費を締める。在庫があれば棚卸
1月国民年金・国民健康保険の年間納付額を確認。取引先からの支払調書を待つ(届かなくても申告可)
2/16〜3/15確定申告書と青色申告決算書(または収支内訳書)を作成・提出。納税

帳簿は「売上帳」と「経費帳」の2冊で足りる

青色申告(65万円控除)には複式簿記が必要ですが、実務上は「売上帳」と「経費帳」をきちんとつけておけば、会計ソフトや確定申告書等作成コーナーが複式に変換してくれます。まずは2冊を毎月更新する習慣をつけてください。

売上帳に書く項目

  • 請求日(発生主義: 入金日ではなく請求日で計上)
  • 取引先
  • 内容
  • 金額
  • 入金日
  • 源泉徴収額(あれば)

経費帳に書く項目

  • 日付
  • 内容と支払先
  • 勘定科目(通信費・消耗品費など)
  • 金額
  • 支払方法
  • 按分率(私用と兼用のもの)
  • 証憑の有無

家事按分の考え方

自宅兼事務所の家賃・光熱費・通信費は、事業で使った割合だけ経費にできます。割合は「床面積比」や「使用時間比」など、説明できる根拠で決めて、メモを残しておきます。家賃 30%、通信費 50% あたりが一般的な水準です。

よくある質問

10万円以上のパソコンは経費になる?

原則は減価償却(数年に分けて経費化)ですが、青色申告なら 30 万円未満の資産を一括で経費にできる特例があります(年間合計 300 万円まで)。

源泉徴収された分はどうなる?

原稿料やデザイン料から引かれた 10.21% は「所得税の前払い」です。確定申告で精算され、多く引かれていれば還付されます。売上帳に源泉徴収額を記録しておくと計算が楽です。

確定申告のやることチェックリスト
時期別にやることを並べたチェックリスト。済んだものにチェックを入れて進捗を管理します。

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税額や控除は年分・所得により異なります。最終的な判断は国税庁の確定申告書等作成コーナー、または税理士にご確認ください。

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